同窓会概要

同窓会長挨拶

創立100周年に向けて

H30.11.1
同窓会長
阿部伸一郎

我々の母校、恵那高校は、大正11年に開校した旧制恵那中学校を祖とし、今日に至っております。
その恵那中学の創立から数え90有余年。この間、質実剛健と文武両道を校是とし各界に優秀な人材を輩出し、当地域のリーディング校としての地位を不動のものとして来ました。
この誇り高き母校は、4年後の2022年に晴れて創立100周年を迎えます。
節目をきっちりとしておくことは、大切なことです。100年という長い歳月を費やし築き上げられた輝かしい伝統を振り返ると共に、その上に更なる栄光の歴史を積みうる、しっかりとした節目を残すことが、今を生きる我々卒業生に与えられた使命です。
これから4年の歳月を費やし、一人でも多くの同窓生の巻き込みを図り創立100周年という一大事業を成功に導くための準備を進めて参ります。
大変微力な私ではありますが、一意専心会長としての責務を全うする覚悟であります。何とぞ、皆々さま方の一層のご理解、ご支援を賜らんことをお願い申し上げます。

校長挨拶

R5.5.1
岐阜県立恵那高等学校校長
森岡孝文

 今春の人事異動で、校長として着任させていただきました森岡孝文(もりおか たかふみ)と申します。同窓会会員の皆様には、平素より母校の教育活動に多大なるご支援とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。
令和5年度は、昨年晴れて創立100年を迎えた本校が、いよいよ「新しい100年」への第一歩を踏み出す年となります。このような大切な年に、母校へ赴任させていただいたことに改めて身の引き締まる思いでおります。
さて、「新しい100年」は「望む未来を私たち自身で示し、創り上げていくことが求められる時代」であると言われています。本校の伝統精神の中には、「自重自治」、「進取闊達」という言葉がありますが、「自重自治」とは、自らの使命を重んじ、品性を保ち、自らが定めたことによって自らの行為を律するという意味があります。
また、「進取闊達」には、自ら進んで物事に取り組み、度量が広く豊かな創造性を持つという意味が込められています。
生徒諸君には、「新しい100年」を踏み出すにあたり、良き伝統精神を踏まえながらも、もう一方で、古い慣習に縛られず、思い切って一歩を踏み出し、新しい伝統を創り上げていく気概を発揮していくことを期待しています。
また本年度は、世界が新型コロナウイルス感染症のパンデミックを乗り越え、新しい生活様式や社会構造を築いていく年でもあります。学校においても、マスクや黙食などで隔てられた生活が徐々に緩和の方向へ舵を切っていくことになるでしょう。
ここ数年来のICT環境の急激な変化は、バーチャル世界の可能性を大きく広げました。しかし、若く豊かな感性を持つ生徒諸君にとって、実体験から得られる「ときめき」や「感動」に勝る成長の機会はありません。宇宙や社会を動かしている未知の仕組みを発見していく「ときめき」、仲間とともに困難を乗り越え、一つのものを創り上げていく「感動」など、心が大きく揺さぶられる体験を、授業や学校行事、部活動等を通して一回でも多く経験してほしいと願っています。
今秋の10月8日(日)には、本校創立100周年の節目となる記念式典が執り行われる予定であり、これに向けて実行委員の皆様により、着々と準備が進められているところです。同窓生の皆様には、本校の教育活動に一層のお力添えをお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様のご健康とご多幸、そして城陵会のますますの発展を祈念いたしまして挨拶とさせていただきます。

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